みんながハマったスーパーマリオブラザーズ!

30代から40代の日本人なら、子ども頃に一度は遊んだことがあると断言できるのがファミコンです。
1980年代後半から1990年代前半にかけて社会現象になるほどの大ブームを巻き起こし、当時の小学生を中心に人気を博していました。

国内だけではなく海外でも大人気ですから、世界中の人々を熱狂させた存在です。
そんなファミコンのソフトで、多くの人がはまったゲームと言えばスーパーマリオブラザーズでしょう。

1985年9月13日に発売されたスーパーマリオブラザーズは、発売直後から話題となりそれまでただのおもちゃでしかなかったファミコンが、一大ブームになるきっかけを作ったと言われています。

その影響力は30年以上経過した現在も絶大で、2007年には史上最も影響力を与えたゲーム100選の1位に輝いたほどです。
売上本数は681万本にも達し、ファミコンで最も売れたソフトとなっています。

ゲームをしたことがない人も、一度はオレンジ色のカセットを見たり特徴的なBGMを聞いたことがあるでしょう。
ゲームシステムとしては、横スクールのアクションゲームです。

画面の左側から敵を倒したり障害物を避けながら、右側にあるゴールを制限時間内に目指します。
何度も繰り返し遊んでしまうレベルデザインに難易度でありながら、始めてコントローラーを握った人でも理解できるシンプルなルールが、爆発的なヒットに繋がった原因と言えるでしょう。

続編のスーパーマリオブラザーズ3も大人気を博した

一度遊び始めるとやめられなくて、母親に怒られた人も多いのではないでしょうか。

スーパーマリオブラザーズシリーズの一つであるスーパーマリオブラザーズ3も、多くの人がハマったゲームです。
基本となるゲームシステムは大きく変わりませんが、各ワールドにマップが導入されたのが最大の違いです。

プレイヤーは次に進む場所をすごろく風のマップから選び、挑戦するステージを決めていきます。
マップの進み方次第で次のワールドをクリアできるので、どうしてもクリアできない苦手なステージを避けることが可能です。

ステージの進行方向も左から右だけではなく、上から下や全方向にスクロールするステージがあったり、ゴール前からスタート地点に戻ることも可能になりました。

基本となる面白い部分は変わらずに、遊びやすくなっているのが多くの人を熱中させた理由でしょう。

RPGの草分け的存在のドラゴンクエスト3

マリオシリーズ以外で多くの人を熱中させたのは、ドラゴンクエスト3です。
それまでに発売されたファミコンのゲームは、アクションやスポーツが一般的でRPGは数少ないジャンルでした。

しかしそんな状況を一変させたのが、1988年2月10日に発売されたドラゴンクエスト3です。
前作の2も一部には大人気のゲームでしたが、ドラゴンクエスト3でRPGは日本に広まったと言っても過言ではありません。

発売日の2月10日はおもちゃ屋や百貨店には朝から大行列ができて、平日なのに学校を休んで並ぶ子どももいたほどです。
その他にも買ったばかりのゲームを盗まれたり脅し取られる子どももいて、社会問題になるほど世間から注目を集めました。

ゲームの内容は今では当たり前となったオーソドックスなRPGですが、当時は初めて遊ぶ人も多く子どもだけではなく大人も熱中しました。
当時はゲームをクリアするために、徹夜して遊んだ人も多いでしょう。

現在ではシリーズも11作まで発売され、世界でも人気を集めるタイトルです。
しかしこれほどまでに長く人気のあるシリーズになったのは、ドラゴンクエスト3があったからでしょう。

ファミコンにはこの他にも多数の人気ゲームがあり、ハマったゲームも人それぞれです。
一つ一つのゲームに、多くの人の思い出が詰まっていると言えるでしょう。

ukayak 未分類